本日の目次
はじめに
お久しぶりです!
気づけば更新が二ヶ月ぶりになってしまいました。
その間にすっかり季節は進み、外に出るとスギ花粉の気配を感じる時期になりました。
花粉が気になってなかなか外出ができない中、それでも快適に過ごせているのは家時間が充実しているからだと思います。
ダイニングで外を眺めながらゆっくりとコーヒーを飲んでいる時間が最高です。
そしてこの大好きな空間を演出する一役買っているのが「螺旋階段」です!
わが家では家づくりの際に、思い切って螺旋階段を採用しました。
通常の直線階段や折り返し階段と比べると少し珍しい選択かもしれませんが、デザイン性と省スペース性を考え、最適だと判断しました。
今回は、実際に住んでみて感じた螺旋階段のメリット・デメリットについて、わが家の実例を交えながら詳しくご紹介します。
螺旋階段を選んだ理由
省スペースで間取りを有効活用
わが家の延床面積は27.25坪と比較的コンパクトです。
そのため、少しでも居住空間を広く確保するために、階段のスペースを削減することが重要でした。
一般的な直線階段は、通路としてのスペースを必要としますが、螺旋階段は縦方向の空間を活用できるため、一階と二階の居住スペースを確保しやすくなりました。
実際に間取りを見ると、リビングの一角にコンパクトに収まっていることがわかります。
インテリア性が高く、おしゃれな空間に
螺旋階段といえば、やはりそのデザイン性の高さが魅力です。
わが家では、リビングに吹き抜けを設け、その一角に螺旋階段を配置しました。
これにより、開放感が生まれ、光や風の流れもスムーズになりました。
実際の写真を見ても、空間に馴染みながらも存在感のあるデザインが際立っています。
さらに、後付けで四千円ほどのスポットライトを購入し、床から螺旋階段を照らすことで、夜には間接照明のように活用できるようにしました。
これにより、螺旋階段そのものがインテリアの一部として、より魅力的な存在になっています。
コストパフォーマンスも悪くない
螺旋階段は特注品が多く、費用がかさむイメージがありますが、わが家の施工費用は約65万円でした。
直線階段や折り返し階段と比較して特別高価というわけではなく、デザイン性や省スペース性を考慮すると、十分コストパフォーマンスの良い選択だったと感じています。
螺旋階段のデメリットと対策
家具の搬入には工夫が必要
螺旋階段は構造上、回転半径が小さいため、大きな家具の搬入が難しいという課題があります。
わが家では、ベッドや大型家具の搬入時に苦労しました。
そのため、事前に家具のサイズと搬入経路をしっかり確認し、必要に応じて分解可能な家具を選ぶことをおすすめします。
安全面の配慮が必要
特に小さな子どもがいる家庭では、転落のリスクが気になるポイントです。
わが家では、一人で上り下りしないように、階段の出入り口に置き型の柵を設置し、安全対策を講じています。
螺旋階段の実際の使い心地
不便無く使える
住み始めてから八年が経過し、螺旋階段のある生活にもすっかり慣れました。
家の中での移動の動線は、思っていたよりもスムーズで、不便さは感じていません。
最初は階段の幅や回転が気になるかと思いましたが、日常的に使ううちに自然と慣れ、今では普通の階段と変わらない感覚で利用しています。
開放的で視線の抜けが良い
また、吹き抜けと組み合わせることで、視線の抜けが良くなり、リビング全体が開放的な空間になっています。二階からリビングを見下ろすことができるため、家族の気配を感じやすいのも良い点です。
夜の雰囲気が上質
夜にはスポットライトを活用することで、間接照明の役割を果たし、螺旋階段自体が美しいオブジェのように演出されるのも満足しています。
さいごに
螺旋階段には、デザイン性の高さや省スペース性といった多くのメリットがある一方で、家具搬入の難しさや安全面の配慮が必要な点もあります。
しかし、わが家のようにコンパクトな住宅では、空間の有効活用という点で大きなメリットがあり、コストパフォーマンス的にも満足しています。
さらに、スポットライトを活用することで、夜には幻想的な雰囲気を楽しめるインテリア要素にもなりました。
これから家づくりを考えている方や、リフォームを検討している方の参考になれば嬉しいです