本日の目次
はじめに
20代で家を購入するという選択は、一般的には少数派かもしれません。
多くの人は「まずは賃貸で生活し、貯金をしてから」と考えるものですが、僕はそうは思いませんでした。
むしろ、「今の生活に合った選択をするのが一番」という考え方が、家を買う決断につながりました。
今回は、なぜ20代で注文住宅を購入したのか、そして実際に住んでみて感じるメリットについてお話ししたいと思います。
引っ越し費用の高さがきっかけに
そもそものきっかけは、アパートの引っ越し費用の見積もりが思った以上に高かったことでした。
住んでいた1LDKのアパートが手狭になり、広い物件を探していたのですが、引っ越し費用や新しい賃貸の初期費用を計算すると、かなりの金額になることが判明しました。
「これなら、賃貸ではなく持ち家にした方がいいんじゃないか?」と思ったのが最初の動機です。
家賃を払い続けるよりも、いずれ自分の資産になる持ち家の方が合理的に感じました。
仕事の安定性と転勤リスクの低さ
もう一つの大きな理由は、仕事の特性上、転勤のリスクがほぼなかったことです。
仕事の内容的に全国転勤がある業種ではなく、引っ越し先でも継続できる環境が整っていました。
賃貸である必要がなかったため、住環境をより自分好みに整えられる持ち家を選ぶのは自然な流れでした。
20代で持ち家を選ぶメリット
若いうちに家を購入するメリットは、単に「資産を持つこと」だけではありません。
僕が感じる最大の利点は、人生の充実度が大きく上がることです。
ライフスタイルを自由に設計できる
賃貸では制限の多いリフォームや設備のカスタマイズも、持ち家なら自由にできます。
特に、家族と快適に過ごせる空間を作ることにこだわり、LDKを広く確保したり、プロジェクターを設置して映画を楽しめる環境を整えました。
友人を気兼ねなく招ける
賃貸だと近隣への配慮が必要で、大人数で集まるのが難しいこともあります。
しかし、持ち家ならその点の制約が少なく、気軽に友人を招いてBBQをしたり、自宅サウナを楽しんだりすることができます。
実際、家を建ててから友人が遊びに来る機会が増え、より充実した時間を過ごせています。
子供がのびのび遊べる環境を確保できる
子供が自由に遊べるスペースがあるのも、持ち家の大きなメリットです。
キッズスペースを設けたり、庭でプール遊びやBBQを楽しんだりと、家族全員が快適に過ごせるように設計しました。
賃貸ではなかなか実現できない環境を整えられるのは、持ち家ならではの魅力です。
お金のことは深く考えなかった
よく、「頭金を貯めてから」「しばらく賃貸で浮いたお金を投資に回して増やしてから」などと考える人もいますが、正直なところ、僕は金融リテラシーが高いわけではなく、あまり深く考えずに家を購入しました。
しかし、それでも特に後悔はしていません。
というのも、人生の中でもっともアクティブな20代・30代を、自分の好きな家で過ごし、快適な空間を作り、家族や友人と楽しく過ごせることの方が、将来的な資産価値よりも僕にとっては重要だったからです。
持ち家は早めに買うのもアリ
「家は人生の終盤に持つもの」という考え方もありますが、若いうちに持ち家を購入することで、より長い時間を理想の空間で過ごすことができます。
もちろん、すべての人にとって20代で家を買うのが正解というわけではありません。
しかし、僕にとっては、「限られた人生の時間を、より充実した環境で過ごす」という意味で、20代での持ち家購入は正解でした。
さいごに
20代で家を買うことに不安を感じる人もいるかもしれません。
しかし、ライフスタイルや価値観を基準に考えると、「今持つことのメリット」が大きい人もいるはずです。
特に、「自分らしい生活を送りたい」「家族や友人と楽しく過ごせる環境を作りたい」と考えているなら、20代で家を買うのも十分アリな選択肢だと思います。
これから家の購入を考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。