本日の目次
- 本日の目次
- はじめに
- 6畳の寝室で感じた“持て余し感”
- 寝室は“寝るだけの空間”で十分だった
- ウォークインクローゼットで収納をカバー
- 実際に4.5畳の寝室で暮らしてみて
- 4.5畳の寝室はコンパクトでも快適
- さいごに
はじめに
わが家は延べ床面積27.25坪のコンパクトハウスです。
その中で、寝室は4.5畳というコンパクトなサイズに設定しました。
「寝室は広い方が快適なのでは?」と思うかもしれませんが、実際に住んでみると4.5畳で十分だと感じています。
今回は、なぜ寝室を4.5畳にしたのか、その理由や実際の使い心地についてご紹介します。
6畳の寝室で感じた“持て余し感”
もともと1LDKのアパートに住んでいた頃、当時の寝室は6畳でした。
寝室に置いていたのはダブルベッド1つと幅140cmほどのチェスト1つ。
それだけなのに、スペースが余りすぎていました。
試しにラグとローテーブルを置いてみたものの、寝室でくつろぐことはほとんどなく、結局リビングで過ごし、寝る直前に寝室へ行く生活でした。
「この空間、もったいないな」と思ったのが、寝室をコンパクトにするきっかけになりました。
寝室は“寝るだけの空間”で十分だった
わが家では、夫婦ともに自宅で仕事をすることがほとんどなく、寝室にワークスペースも必要ありません。
趣味を楽しむ空間としても使うことはなく、純粋に「寝るだけの部屋」でした。
そのため、寝室は最低限の広さがあれば十分と判断しました。
寝るための部屋に無駄なスペースを確保するより、その分リビングや収納に面積を使ったほうが、生活全体の快適さが増すと考えたのです。
ウォークインクローゼットで収納をカバー
とはいえ、収納スペースは必要です。
寝室をコンパクトにする代わりに、3畳のウォークインクローゼット(WIC)を隣接させることで、寝室にチェストなどを置く必要がなくなりました。
これにより、
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季節家電やスーツケースなどの大きな荷物もすっきり収納
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寝室にはベッドだけを置くシンプルな空間に
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部屋全体がスッキリして、掃除も楽になる
といったメリットを得ることができました。
実際に4.5畳の寝室で暮らしてみて
1. ベッドだけのシンプルな空間が心地よい
寝室にはダブルベッドを置くだけなので、スペースに無駄がありません。
ベッドの周りに余白がないことで、必要以上に物を増やすこともなく、スッキリとした空間を維持できています。
2. コンパクトだからこその快適な温度管理
部屋が狭い分、エアコンの効きが良く、夏は涼しく冬は暖かい環境を作りやすいです。
特に冬場は、狭い空間のおかげで暖房の効率が良く、快適な温度を維持しやすいと感じています。
3. 寝室を最小限にして、他の空間を広く使える
寝室を小さくした分、リビングを広く確保できました。
家族が過ごす時間が長いリビングを20畳確保できたのは、寝室を4.5畳に抑えたおかげでもあります。
4.5畳の寝室はコンパクトでも快適
↑ 姉妹揃って土下寝スタイル
4.5畳というと「狭い」と感じる人もいるかもしれませんが、寝室の役割を考えると十分な広さです。
むしろ、無駄なスペースを作らないことで、
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物が増えにくい
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掃除が楽
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温度管理がしやすい
といったメリットを得ることができました。
「寝室は広い方がいい」と思い込んでいる方も、一度ライフスタイルを見直してみると、自分にとって本当に必要な寝室の広さが見えてくるかもしれません。
わが家のように「寝室は寝るだけ」と割り切れるなら、4.5畳でも十分快適に過ごせると思います!
さいごに
間取りの選択肢は無限大です。
その中から最適解を導き出すためには自分たちのライフスタイルを理解し、それに合わせることが大事なのだと思います!