本日の目次
はじめに
春の訪れとともにやってくるスギ花粉。
僕は花粉症の症状がひどく、シーズン中は外に出たくありません。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみ…外に出れば一気に症状が悪化するため、できるだけ室内で過ごすようにしています。
ただ、アパート時代は室内で過ごすのがあまり快適ではありませんでした。
四方を他の部屋に囲まれた1階の暗い部屋だったので、昼間もどんよりとした雰囲気で、長時間過ごすにはストレスが溜まる環境でした。
花粉の時期だけでなく、正月や休日に家でのんびり過ごすことすら気が進まないこともありました。
そんな経験があったからこそ、持ち家を建てる際は採光を意識し、家にいる時間が快適になるような間取りを工夫しました。
今回は、花粉症持ちの僕が持ち家を選んで良かったと感じた点を紹介していきます。
採光を重視した間取り
花粉の季節に外出を控える場合、家の中で快適に過ごせる環境があるかどうかは大きなポイントになります。
アパート時代は、日当たりの悪い部屋だったため、昼間でも薄暗く、気持ちまで沈んでしまいがちでした。
それが今は、リビングに大きな窓を4枚配置し、さらに家が高台に位置しているため、遠くまで景色を眺めることができます。
晴れた日は窓から日差しが入り込み、日中は暖房をつけなくても快適な室温を保てます。
これは、庇(ひさし)を60cmほど設けたことで、夏場は直射日光をカットし、冬は部屋の奥まで日光が届くようになっているためです。
外に出なくても、家の中で日光を感じられるだけで、気持ちのリフレッシュにもなります。
窓を閉めていても快適な空間
花粉症対策の基本は、花粉を室内に持ち込まないこと。
そのためには、窓を開ける機会をできるだけ減らしたいところです。
わが家では外断熱を採用し、窓は複層ガラスのものを使用しています。
そのため、窓を閉めていても部屋の寒暖差が少なく、冷暖房の効率も良いのが特徴です。
特に冬は、昼間に取り込んだ暖気が夜まで多少残るため、必要以上に暖房を使わなくても快適に過ごせます。
さらに、窓にはカーテンではなくブラインドを採用しています。
ブラインドは細かく角度調整ができるため、日差しを適度に取り入れながらもプライバシーを確保できる点が便利です。
花粉の時期は窓を開ける回数を減らしたいので、換気は24時間換気システムを活用し、外気をフィルターでろ過して室内に取り込んでいます。
こうした工夫のおかげで、窓を閉めたままでも快適な室内環境を維持できています。
自宅での楽しみが増えた
家の中で快適に過ごせる環境が整ったことで、家にいる時間そのものが楽しくなりました。
わが家では、リビング以外にもキッズスペースや庭、サウナといった楽しめる空間を設けています。
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キッズスペースでは、子どもたちが自由に遊び回れるため、外に出られない日でもストレスなく過ごせます。
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庭ではBBQを楽しんだり、家族でのんびりした時間を過ごしたりできます。
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サウナも完備しているため、寒い冬の日でもしっかり温まることができます。
また、プロジェクターを導入しているため、花粉の時期は家族で映画鑑賞を楽しむ時間が増えました。
娘が好きなアニメ映画を大画面で観ながら、「ポップコーンを持ってきて」と言って映画館気分を味わっているのを見ると、家を建ててよかったと実感します。
まとめ
花粉症の時期に外に出たくなくても、家の中で快適に過ごせる環境があることで、ストレスを感じずに生活できるようになりました。
特に、
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採光を重視した間取りで、家の中にいても明るく開放的な空間を確保。
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外断熱と複層ガラス窓で、窓を閉めていても快適な室温を維持。
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自宅で楽しめる設備(キッズスペース・庭・サウナ・プロジェクター)を整え、充実した時間を過ごせる。
こうした工夫のおかげで、花粉の時期でも家にいる時間を楽しめるようになりました。
持ち家を検討している方は、自分のライフスタイルに合わせて快適な空間をつくることを意識してみると、より満足のいく住まいになると思います!