20代からの家作り

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カップボード幅1800mmで足りる?|9年住んだ結論と調理家電の現実

本日の目次

はじめに

「カップボードの幅って、どれくらいあれば足りるんだろう?」

家を建てるとき、これを真剣に考えた人は意外と少ないんじゃないでしょうか。

僕もそうでした。

わが家のカップボードはWOODONEのスイージー、幅180cm(1800mm)です。

扉はNZ20、色はナチュラル色(NL)。

入居したのは2017年。

あれから9年が経って、調理家電の台数も増えて、ふと思うことがあります。

「もう少し長かったら、もっと使いやすかったのかもな」と。

後悔、というほど強い感情ではないんですよね。

でも、家電が増えるたびにじわじわと感じる「これ以上は無理だな」という気持ち。

この記事では、1800mmのカップボードに9年住んでわかったことを、調理家電との現実と一緒に正直にお話しします。

これからカップボードの幅を決める方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

カップボード幅1800mmを選んだ経緯

アパート時代の感覚で決めた

正直に言うと、カップボードの幅は自分で細かく決めたわけじゃないんですよね。

間取りの都合で自然と1800mmになった、という感じです。

当時はアパートに住んでいて、使っている家電のラインナップも今とほぼ変わりませんでした。

「これなら大丈夫だろう」くらいの感覚で、特に深く考えなかったんですよね。

アパート時代の生活感をそのまま家に持ち込んだ。

それが結果として、じわじわと効いてくることになりました。

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WOODONEのスイージーを選んだ理由

カップボードのメーカーはWOODONEのスイージーにしました。

扉はNZ20、色はナチュラル色(NL)です。

WOODONEの商品は無垢材を使っているんですが、キッチンの立ち上がり壁に使ったパイン材と雰囲気がよく馴染むんですよね。

木の温もりというか、素材感が統一されることで、キッチン全体がしっくりくる感じがして気に入っています。

コンセントは両端の2箇所に設置しました。

それぞれ2口ずつ、合計4口です。

この設計の甘さは、また別の記事で話しましたが、今回はカップボードの「幅」の話をメインにしていきたいと思います。

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現在のカップボードの上は正直パンパン

今置いている調理家電は5台+ケトル

入居から9年で、カップボードの上に置いている家電はこんな感じです。

sirocaのコーヒーメーカー(カフェばこPRO)、バルミューダのオーブンレンジ(ザ・レンジ)、バルミューダのトースター(ザ・トースター)、象印の炊飯器(スタン)、そしてツインバードのホームベーカリー。

それぞれの幅を実際に測ってみると、こんな感じになります。

siroca カフェばこPRO:約215mm バルミューダ ザ・レンジ:約490mm バルミューダ ザ・トースター:約370mm 象印 スタン(5.5合):約255mm ツインバード ホームベーカリー:約255mm

合計:約1,585mm

1,800mmのカップボードに対して、残りの余白は215mm程度しかありません。

さらに電気ケトルも毎日使うので、本当なら常設したいんですよね。

一般的な電気ケトルの幅はだいたい150〜180mm程度。

残り215mmの余白に、ケトルを置こうとするとギリギリすぎて、家電同士が窮屈になってしまう。

だから現状は電気ケトルを収納に片付けています。

使うたびに出して、使ったらしまう。

これが地味に面倒で、「あー、カップボードもう少し長かったら出しっぱなしにできるのに」と思う瞬間なんですよね。

アパート時代から実はほぼ変わっていない

面白いことに気づいたんですが、アパート時代と比べて増えた家電って、ホームベーカリーの1台(幅約255mm)だけなんです。

台数そのものは劇的に増えたわけじゃない。

でも255mm分の追加だけで「もうパンパン」になってしまった。

これが1800mmという幅の現実です。

255mmひとつ追加しただけで限界を感じるということは、もともとの余裕がそれほどなかったということなんですよね。

それでも置きたかったホームベーカリー

ノンフライヤーやかき氷機の出し入れ問題

欲しい調理家電という意味では、ノンフライヤーが気になっています。

人気機種を見ると幅が300〜350mm程度のものが多い。

今の余白215mmでは、物理的に置けません。

正直もう置く場所がない。

買うのを控えているというより、「どこに置くんだろう」という現実的な問いが先に来てしまう感じです。

もっと身近な話をすると、夏場のかき氷機が地味なストレスになっています。

子どもたちがかき氷を食べたいと言うので持っているんですが、カップボードに置く余裕がないので毎回収納から出して、使い終わったらしまって。

カップボードがもう少し長ければ、出しっぱなしにしておけるのになと。

かき氷機ひとつで大げさに聞こえるかもしれませんが、こういう地味な手間が積み重なると「あ、もう少し長くておけばよかった」という気持ちになるんですよね。

子どもが小さかった頃はブレンダーも同じように出し入れしていました。

成長するにつれて使う家電が変わるので、カップボードに「余白」がないと対応しにくくなっていくんですよね。

1800mmで「正解だった」と思う部分もある

大は小を兼ねる。でも短い方が間取りに余裕が生まれた

「あと少し長ければよかった」と感じながらも、1800mmで後悔しているかというと、そこまで強い気持ちはないんですよね。

もし長くできるなら長い方が使いやすいのは間違いない。

大は小を兼ねるから。

でも実際に住んでみて気づいたのは、カップボードを短くした分だけ、間取りの自由度が上がったということです。

廊下の配置や部屋の位置関係に余裕が生まれた。

家全体のバランスを考えると、1800mmという選択には意味があったと思っています。

コンパクトハウスに住んでいると、1箇所で節約したスペースが別の場所の快適さにつながるんですよね。

これは9年住んでみて改めて感じることです。

「長い方が便利すぎて、逆に散らかりそう」という感覚も

正直なことを言うと、カップボードが長かったとしても、それはそれで別の問題があったかもしれないと思っています。

便利すぎると、つい出しっぱなしにしてしまう。

家電をどんどん置きたくなって、気づいたら雑然とした印象になっていた、ということもあり得る。

今の1800mmだと「ここに置けるのはこれだけ」という制約があるので、自然と整理するクセがつくんですよね。

出しっぱなしにできないから、使ったら片付ける。

この制約が、意外と悪くない習慣につながっているのかもしれません。

9年住んでわかった、カップボードの幅の考え方

「今の生活」だけで判断すると後悔しやすい

入居当時の僕と同じ判断をしてしまいやすいのが、「今の家電ラインナップ」で必要な幅を考えることです。

アパート時代に使っていた家電の数で「これくらいあれば大丈夫」と決めると、その後の変化に対応しにくくなります。

家電って、暮らしとともに増えていくんですよね。

コーヒーメーカーも、当時はドリップバッグで十分だと思っていたのが、気づいたら専用のマシンを買っている。

ホームベーカリーも、子どもが生まれてから食に対する意識が変わって買ったものです。

そのため、現在は調理家電を5つ置いていますが、以前は写真にあるように調理家電は4つでした。

「今の生活」だけで判断すると、数年後に同じ感覚を味わうことになる。

これが一番伝えたいことです。

カップボードの幅と調理家電の関係を数字で考えると

実際に家電の幅を積み上げて考えると、イメージがつかみやすくなります。

コーヒーメーカー(約215mm)、電子レンジ(約490mm)、トースター(約370mm)、炊飯器(約255mm)。

この4台の合計だけで約1,330mm。

1,800mmに対して、残り470mm程度です。

そこにホームベーカリー(約255mm)が加わると残り215mm。

電気ケトル(約150〜180mm)を置こうとすると、もう余白はほとんどありません。

つまり、調理家電を5台以上使う方にとって、1,800mmはかなりギリギリの幅だということです。

ノンフライヤーや季節家電を出しっぱなしにしたい方は、2,000mm以上の幅があると余裕が生まれると思います。

一方で、使う家電の数が少なくて、間取りに余裕を持たせたい場合は、1,800mmでも十分生活できます。

どちらが正解というわけじゃなくて、自分の暮らし方と優先順位によって変わるんですよね。

コンセントの問題とセットで考える

カップボードの幅と同時に考えておきたいのが、コンセントの数です。

わが家は当初4口しか設置しなかったため、家電が増えるにつれて差し替えの手間が発生しています。

幅を広げた場合、その分だけ家電を置けるスペースが増えるということは、コンセントもそれに合わせて増やしておく必要があります。

「幅を増やしたけどコンセントが足りない」という状況になると、また別のストレスが生まれてしまいます。

カップボードの幅とコンセントの数は、セットで設計段階から考えておくことが大事です。

まとめ

カップボードの幅1800mmについて、9年住んで感じたことを正直にお話ししました。

まとめると、こんな感じです。

アパート時代の家電ラインナップで判断すると、入居後に家電が増えた時に余裕がなくなります。

調理家電5台の幅を積み上げると約1,585mm。1,800mmに置いた時点で余白は215mmしか残らず、電気ケトル1台すら常設できません。

ただ、カップボードを短くした分だけ間取りに自由度が生まれるというトレードオフもあります。

1,800mmでも生活は十分できる。

でも、もし長くできる余地があるなら、長い方が使いやすいのは間違いない。

そして、幅を決めるときは「今の生活」だけでなく、数年後に増えるかもしれない家電のことも想像しておくことが大事です。

「今の感覚で決めた選択が、数年後に効いてくる。」

カップボードの幅に限らず、家づくりってそういうことの連続なんだと思います。

これから家を建てる方や、カップボードのサイズで悩んでいる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。